ceramicsstarブログ

陶器とガラスのオリジナル商品の販売。デザインと企画制作をやっています。商品のご紹介、好きなものなどについて書いています。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【華桜】うのふ釉・桜花釉の箸置き【陶器製】

こんにちは。 ceramicsstarです。 桜花釉とうのふ釉を掛け合わせた色の箸置き。葉のかたちをモチーフにしたもの。葉脈のような細い筋を入れた繊細なデザイン。うのふ釉の掛かかり具合によって桜色と乳白色の濃淡がでています。柔らかく上品な微妙な色の変化…

【セバスチャン・サルガドのこと】神の眼をもつ男 写真の力って凄い!【写真家と映画】

こんにちは。 ceramicsstarです。 好きなフォトグラファーは誰と聞かれたら誰と答えるか? わたしは報道写真家『セバスチャン・サルガド』『ジョセフ・クーデルカ』独自時の世界観を持つ『サラ・ムーン』『ライアン・マッギンレー』など色々あります。 圧倒…

【陶器製】二酸化マンガン+α・金色の一輪挿し

こんにちは。 ceramicsstarです。 輝きのある淡い金色にかすかにくすんだ銀色・プラチナ色を合わせた一輪挿しをご紹介します。二酸化マンガン+調合釉薬で仕上げています。金属の釉薬を施して多色の変化を追求した一輪挿しです。 金属質の釉の変化が出る様に…

【展覧会情報】『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』 その2【建築とデザイン】

こんにちは ceramicsstarです。 先回『ルート・ブリュック展』の陶板作品にフォーカスして、その技法について書きました。今回は建築とデザインについて書こうと思います。注目したのは、建築に関わる部分で陶壁のデザイン制作についてです。 ルート・ブリュ…

【展覧会情報】『ルート・ブリュック 蝶の軌跡』 その1【陶板技法の謎】

こんにちは。 ceramicsstarです。 北欧の地フィンランドにはアラビア社という陶磁器で有名な会社があります。 プロダクト製品としても数ある名品を世に発信しています。 創業当時からの『ものづくり』の原点とも言えるクラフトマンシップの精神による姿勢を…

【陶器製】黒マット釉+志野釉・一輪挿し

こんにちは。 ceramicsstarです。 しっとりした沈むような黒色にかすかに降った雪景色の一輪挿しをご紹介します。 「黒マット釉」とざらついた粒状の流れ模様の変化を引き出す「志野釉」 正円に近い形をイメージしていますので、志野釉が円に沿って斜め方向…

【試作品・器の中の宇宙 小皿】黒の中に金色を映す。

こんにちは。 ceramicsstarです。 ものづくりをしていく中で、日常でみたものを再現したい欲求にかられることがあります。やきものの世界では偶然できるものもあれば、研究を重ねることにより再現して見出すものもあります。自分が追い求めているものが実現…

【カイ・フランクのこと その3】定番シリーズ商品『Teema:ティーマ』

こんにちは。ceramicsstarです。 カイ・フランクの定番シリーズといえば、『Teema:ティーマ』。 長く愛されて使用される食器としてはやはり一番の商品だと思います。 実際に使ってみてその素晴らしさに驚嘆させられる、非常に魅力的な食器です。 今回は『Te…

【カイ・フランクのこと その2】唯一無二の1点モノ『ユニークピース』

こんにちは。 ceramicsstarです。 カイ・フランクはプロダクトデザイナーとして量産品の指導の傍ら、数量を限定して制作したものや一品物としてアーティスティックな作品を残しています。 『プロダクトデザイン』とは異なるもので芸術的な作品として『アート…

【カイ・フランクのこと その1】時代や場所を選ばないもの【使いやすい食器】

こんにちは。 ceramicsstarです。 いつの時代でも変わらぬ美しさと日常品として、使いやすく普遍性のあるものがこの世には存在します。 食器の中でも『フィンランドデザイン』は自然現象のイメージ。湖の深い色の美しさ、森や樹木など自然物そのものをものづ…

【赤土・粉引 豆皿】【粉引にあこがれて】

こんにちは。 ceramicsstarです。 白い化粧土を素地の上に塗りその上に透明釉を掛けたものを『粉引』(こひき) といいます。その美しさは古来より趣のあるやきものとして愛されてきました。 その粉引のイメージを現代の手法で制作しました。 白化粧土をした…

【織部釉・うのふ釉 一輪挿し】箸置き・小皿・花瓶のご紹介【セットでいかが】

こんにちは ceramicsstarです。 新緑の柔らかなやさしい色合いの一輪挿しをご紹介します。 日本の四季には春夏冬があり、草木も季節の変化に姿を変えていきます。釉薬で新緑の瑞々しい季節を表現しました。白い土をつかい、緑の葉のような色合いの「織部釉」…

カラフル・ひょうたん型ガラス箸置き【カラバリのご紹介】

こんにちは。ceramicsstarです。以前、ご紹介したひょうたん型のガラス箸置き。 青と白のシンプルなものでした。 ceramicsstar.hatenablog.com 今回は、同じデザインのカラーバリエーションをご紹介したいと思います。 上から 水色、緑、紫、茶、赤。青と白…

陶芸の街 濱田庄司が愛した益子町【その2】 

こんにちは。 ceramicsstarです。 益子町の続きです。 ceramicsstar.hatenablog.com 益子町には『濱田庄司記念益子参考館』『旧濱田邸』があります。 『旧濱田邸』は濱田庄司が暮らした家です。『濱田庄司記念益子参考館』は自身の作陶の場や登り窯を公開し…

陶芸の街 濱田庄司が愛した益子町【その1】 

こんにちは。 ceramicsstarです。 以前、栃木県芳賀群益子町を訪れました。 今回はそのときのことを。 益子町と濱田庄司 濱田庄司の作品の特徴 濱田庄司の暮らした家 益子町と濱田庄司 益子は関東では有数の陶芸の街で、GWには毎年『益子 陶器市』で賑わいま…

【試作品・天の川 小皿&Wurtz Form】Wurtz Form風の小皿ってどうなんだろう。

こんにちは。 ceramicsstarです。 ものづくりを追求している方なら、あるものに出会っておおきく打ちのめされたり、思わず我を忘れて感動したり。。 こういった世界を創ってみたいとかね。 わたしの場合、それは『Wurtz Form』の食器。 Wurtz Formとは? 購…

【涼香・小皿】初夏の小皿を届けたい。釉薬にはいくつもの顔がある

こんにちは。 ceramicsstarです。 これからの季節、また、これからの季節にふさわしい、涼やかな小皿のご紹介をします。 こういったスタイルの場合、多くは磁器用の土を使いますが、こちらは陶器の特白土を使いました。 釉薬は二層で最初にタルクマット釉(…

【桜花釉・うのふ釉 小皿】釉薬って奥が深いなあ      

以前、桜の花のような色合いの「桜花釉」と「うのふ釉」を掛け合わせた、春らしい一輪挿しを紹介しました。 ceramicsstar.hatenablog.com この雰囲気を活かした小皿をつくりたくて試行錯誤を繰り返しました。。 釉薬が自然に流れるようにしたくて、小皿の試…

愛知人おすすめグルメのご紹介・味噌煮込みうどんは暑い日にこそ食べたい【白化粧・志野釉どんぶり】

こんにちは。 ceramaicsstarです。 わたしは現在、東京に住んでいるのですが、出身は名古屋。 ……舌は名古屋に置いてきています。 数ある「名古屋飯」の中で、オススメのソウルフードはやっぱり「味噌煮込みうどん」。時折、ふと思い出し郷愁にかられてしまい…

【ミニマム】味わいのあるメタリックな一輪挿し

こんにちは。 ceramicsstarです。 ミニマムな一輪挿しです。 こちらの一輪挿しには、釉薬に金属を施しています。二酸化マンガン。つまり金属そのものなのですが、それだけでは真っ黒になってしまうので、オリジナル調合の釉薬をつくりました。 酸化焼成(陶…

【オリジナル】荒波箸置き・一つひとつ形が違うのには理由があった!

荒波箸置きの続き。(続きってほどではないですけど) こちらの箸置きのお話です。↓ ceramicsstar.hatenablog.com この箸置きです。 「どうやって作ってるの?」 と以前、ご質問をいただいたことがあるのですが。 「ええと……まずはですねぇ……」 「こうで、こ…

【陶器製】桜花釉・一輪挿し

こんにちは。 ceramicsstarです。 春らしくやさしい色合いの一輪挿しをご紹介します。 白い土をつかい、桜の花のような色合いの「桜花釉」と、重なり合うことで一層魅力を引き出す「うのふ釉」を施釉しました。 正円に近い形をイメージしていますので、釉薬…

わからない? 箸置きですよ

チョコレート? 違います。 大漁量です。 横から見てみると。 面白いかたちです。 一度見たら忘れられない印象的なデザイン。 荒波箸置き(群青) 現在品切れですが、全国の『箸や万作』にて順次販売されます。 是非、手に取ってごらんください。 ceramicsst…

ガラス箸置き兼用豆皿【試作中】

こんにちは、ceramicsstarです。 こちらは現在試作中のガラス製の箸置き兼用豆皿です。 つくり方は、金属の型に熱したガラスを押し付けるようにして形成しています。 色は吹きガラスなどと同じで、色の粒(角砂糖を砕いたような感じ。ビーズのような)をガラ…

ひょうたん型ガラス箸置き【これからの季節に!】

こんにちは。 ceramicsstarです。 今日はガラスのひょたん型の箸置きのご紹介です。 それではどうぞ。 夫婦箸にセッティング 五穀豊穰をテーマとした瓢箪の形状の中に水の揺らぎを思わせる柔らかな色が曲線を描く硝子箸置きです。透明なガラスの中に色が複雑…

つたない箸置きですがよろしくお願いいたします。

はじめまして!ceramicsstarと申します。 陶器とガラスを使ったアイテムを販売している人たちです。 こちらは波をイメージしたもの。 涼しげなガラス製の箸置きは、これからの季節一つあると食卓が華やぎます。 手作りで1点ものならではの味わいが楽しめま…