釉薬
こんにちは。ceramicsstarです。 やきものには釉薬の化学反応でユニークな表情や質感を表現できるものがあります。『溶岩釉』と言う釉薬はルーシー・リーが作品の表現に用いていました。この釉薬による焼き上がりのうつわの雰囲気は空気の泡の出方で全体の印…
こんにちは。 ceramicsstarです。 先日、伝説の華道家・初代 池坊専好を巡る映画『花戦さ』を観ました。 映画の中で京の都の順法寺・六角堂の僧侶、池坊専好(野村萬斎)が、鴨川で行き倒れの人々に小さな野の花を手向けているシーンがあります。 野の花を愛…
こんにちは ceramicsstarです。 やきものらしい、黄色と白色の混ざり合った小皿をご紹介をします。 こちらは陶器の特白土を使いました。 最初に伝統釉の黄瀬戸釉を掛け、次に志野釉と言う焼き物の特性であるざらついた『粒子』の荒い釉薬を掛けます。お茶席…
こんにちは ceramicsstarです。 今の季節にふさわしい、藍色が輝く小皿をご紹介をします。 こちらは陶器の特白土を使いました。 最初にマンガン釉を掛け、次におふけ釉と言う焼き物の特性である『貫入』(ひびの入る)釉薬を掛けます。 おふけ釉(透明な釉薬…
こんにちは ceramicsstarです。 今の季節にふさわしい、緑が輝く小皿をご紹介をします。 こちらは陶器の特白土を使いました。 最初に伝統釉である織部釉を掛け、次におふけ釉と言う焼き物の特性である『貫入』(ひびの入る)釉薬を掛けます。 おふけ釉(透明…
こんにちは。 ceramicsstarです。 これからの季節にふさわしい、涼やかな小皿の第二弾をご紹介をします。 こちらは陶器の特白土を使いました。 最初におふけ釉と言う焼き物の特性である『貫入』(ひびの入る)釉薬を掛けます。 次にタルクマット釉(不透明な…
こんにちは。 ceramicsstarです。 桜花釉とうのふ釉を掛け合わせた色の箸置き。葉のかたちをモチーフにしたもの。葉脈のような細い筋を入れた繊細なデザイン。うのふ釉の掛かかり具合によって桜色と乳白色の濃淡がでています。柔らかく上品な微妙な色の変化…
こんにちは。 ceramicsstarです。 輝きのある淡い金色にかすかにくすんだ銀色・プラチナ色を合わせた一輪挿しをご紹介します。二酸化マンガン+調合釉薬で仕上げています。金属の釉薬を施して多色の変化を追求した一輪挿しです。 金属質の釉の変化が出る様に…
こんにちは。 ceramicsstarです。 ものづくりをしていく中で、日常でみたものを再現したい欲求にかられることがあります。やきものの世界では偶然できるものもあれば、研究を重ねることにより再現して見出すものもあります。自分が追い求めているものが実現…