【映像】音楽好きなら聞いてほしい伝説のバンド『CREAM:クリーム』
こんにちは
ceramicsstarです。
エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーというスタープレイヤー3人が集まった伝説のトリオバンド『CREAM:クリーム』。1968年に行われたロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行なった解散コンサートの模様を収録したロックドキュメンタリーでインタビューも交えて映像にしたものを観ました。
2005年に再結成されるまで唯一のオフィシャル映像だった作品です。
【UKロック界伝説のトリオ クリームのライヴとドキュメンタリー放送!】 エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーという豪華かつ実力派プレイヤー3人が集まった伝説のトリオバンド、クリームの1968年に行われた解散コンサ...
大人の音楽専門TV ミュージック・エアさんの投稿 2015年3月13日金曜日
エリック・クラプトンは『エリック・クラプトン 〜12小節の人生〜』”など数々の映画にも取り上げられ、現役でもミュージシャンとして活躍しています。彼のバンド遍歴のひとつ『クリーム』。このスーパートリオ改めて映像で見てみると凄腕ですね。
クリーム・フェアウェル・コンサート~1968 ロイヤル・アルバート・ホール|映画・海外ドラマのスターチャンネル[BS10]
クリームの音楽活動はわずか2年、彼らの音楽、テクニック、生き方を浮き掘りしています。3人がそれぞれインタビューを受けて実際のプレイを解説しながらの内容。
ドキュメンタリー映像は説得力があります。
この映画の面白さのポイントは3つ。
①演奏技術について具体的に紹介
ギターの4つのノブ、エフェクターでの音の出し方、シンバルやバスドラを2本の手と足での使い方などなど
②ライブ映像としての当時のパフォーマンス
迫力のあるステージの様子やミュージックビデオ的な要素も入れつつの映像
③3人の演奏の手業(てわざ)
演奏している手元のアップが多くのテクニックがわかる
クリームの人間関係
クリームはドラマーのジンジャー・ベイカーがエリック・クラプトン、ジャック・ブルースの2人を誘って結成しました。クリームが目指すブルース、ジャズ、サイケデリック、ロックをミックスした自分たちだけの音楽は当時のライブに来た観客を熱狂の渦に落とし込んだと思います。そして驚異的なプレイヤーの技を見せつけたことでしょうね。見たかった!!自由な自分たちだけの音楽スタイルを追求していくその姿勢はインタビューでも垣間見ることが出来ますよ。しかしながら各自が強烈な個性が故の衝突も大きかったようです。特に解散寸前のジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーの対立でバンドは緊張感でいっぱいだったようです。エリック・クラプトンもまた、メンバー同士がうまくいかないと感じていて軋轢は酷かったようです。各自の楽器のテクニックがバンドのバランスを取っていたんですね。
3人のプレイヤーとしての超絶技
当時の映像と3人のインタビューが流れ、各自の技術の修業や練習時間などの様子が語られます。ステージでは演奏時間などの尺は特に枠を決めずに各自のノリやアドリブなどで即興で行っていたようで1曲あたり20分から30分になったりすることもあり、始まるとき終わるときはその時に決めていたようです。
各自練習量は半端なく時間を掛けて技術を探究して日々磨いていたようですね。不安定且つ正確なフリージャズのようなドラミングのジンジャー・ベイカー、安心して確実なベースラインの中で変幻自在なベースを弾きシャウトするジャック・ブルース、高音で澄み切った華やかな歌うようなギターフレーズのエリック・クラプトン。
卓越したテクニックに裏付けされた緊張感あふれる3人の演奏は鳥肌モノです。後世に名を残す伝説のロックバンドの歴史的な映像です。
当時の照明や映像を挟み込むライブの手法が流れる
ギターテクニックとセンスのよさでメキメキ頭角を現すエリック・クラプトンですが、精神的には脆くてダメな男。 世界が認め名実ともにミュージシャンとしての地位を確立
していく半面、自己の不安定さを補うために逃げ道を求めますが、 そのことが一層自分を追い詰めてしまいます。人生の酸いも甘いも知る彼ならではの魅力もその音楽性に影響を与えていますね。その辛さや悲しさは本人の知るところではありますが、映像の中にはそれが十分に映し出されています。
当時の匂いをそのまま閉じ込めているドキュメンタリー作品としては大変貴重だと想います。
1993年ロックの殿堂でクリーム再結成されましたが2014年10月25日にジャック・ブルースが2019年10月6日にはジンジャーベーカーも亡くなりそれも露と消えました。
しかし過去に身体ボロボロだったエリック・クラプトンは丈夫だよね。
■クリームの名盤と言えばこのアルバムですよ。
『Disraeli Gears 』(1967年) 邦題:カラフル・クリーム
■クリームの名盤『カラフル・クリーム』
ceramicsstarでした。
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