【赤土・粉引 豆皿】【粉引にあこがれて】
こんにちは。
ceramicsstarです。
白い化粧土を素地の上に塗りその上に透明釉を掛けたものを『粉引』(こひき)
といいます。その美しさは古来より趣のあるやきものとして愛されてきました。
その粉引のイメージを現代の手法で制作しました。
白化粧土をした粉引の風合いを意識した豆皿。
粉引が持つ暖かさとやさしさ、白い刷毛目のムラから少し現れる土の色は趣があり、雰囲気を楽しめます。
【粉引(こひき)とは】
粉引(こひき)は、15~16世紀頃に朝鮮半島で焼かれた白系の陶器がはじまりです。
鉄分の多い黒い土や赤い土に白色の化粧土を施してから透明釉を掛けて焼きます。
赤土を使用し、釉薬は刷毛で薄く志野釉を第一層に掛けました。
第二層目には、石灰釉の厚み変えて掛けることで釉薬にムラを付けています。
釉薬の層の変化と流れ模様による変化が楽しめます。
下地がこげ茶色に反応し、全体に深みを帯び年月が経過して使いこむことで味わいが出てきます。
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刷毛目は自然な流れ模様が見える様に一気に塗り、釉薬の白い部分と赤土の部分は透けて見えるところがあり、豆皿に趣深い景色を映しています。
w80(mm)×25h(mm)×d80(mm)
ちょっと一品を盛り付けるのにいかがでしょうか。
こちらの豆皿は『minnne』にてお取り扱いしています。
それではまた。
ceramicsstarでした。