ceramicsstarブログ

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【映画】エリック・クラプトン 〜12小節の人生〜 神ギターでダメ男のドキュメンタリー

こんにちは

ceramicsstarです。

 

1970年代の日本の音楽業界や音楽雑誌などでよく言われた『世界の三大ギターリスト』と言えば『ジミ・ヘンドリックス』『ジェフ・ベック』『エリック・クラプトン』。その人生や音楽性など映画や本にもよく取り上げられ、私生活を赤裸々に綴られるのがエリック・クラプトンです。

 

こちらは本。

 


エリック・クラプトン自叙伝

 

ギタリスト、エリック・クラプトンドキュメンタリー映画
エリック・クラプトン 〜12小節の人生〜』

 

 

少年だったエリックが音楽に目覚め、やがてアコースティックギターを手に入れると夢中になってメキメキ上達、すぐに成功するものの、その後は辛い挫折と復活の人生が繰り替えされる。エリック・クラプトンのことを多少なりとも知っている人であれば、聞いたことがあるだろう話を、本人自ら振り返り、さらに深掘りしていくといった内容のドキュメンタリー映画です。

 

 

エリック・クラプトンの人間関係

 

母親から捨てられて祖父母に育てられるという少年時代を送ったエリック・クラプトンは、おとなしく若干コミュ障なところもある青年に成長、バンド活動も気の向くままに居場所を変えていきます。
ブルース、ジャズ、サイケデリック、ロックをミックスした音楽を目指すクラプトンは、途中ジミ・ヘンドリックスの影響をなどを受けながら自由に音楽を追求していく。まさに実力があれば結果はついてくるというのを体現しているような生き様といったところでしょうか。

あらゆるミュージシャンたちとの友情が、家庭に恵まれなかったエリック・クラプトンにとって大きな拠り所になっていきます。
特にB.Bキング、ジミ・ヘンドリックス、そしてジョージ・ハリソンとの友情はクラプトンの人生にとって意味深いものでした。

 

ジョージ・ハリソンエリック・クラプトン 

 

ジョージ・ハリソンエリック・クラプトン、この2人の友情もあまりに有名ですし、その後に続くジョージ・ハリソンの妻、パティ・ボイドの略奪愛もロック界のもはや伝説。
映像と共にパティのインタビューが流れ、当時のクラプトンが発狂的にパティを求めてた様が語られます。
そこからの『レイラ』作曲の秘話へと続くのですが、これまで伝説のように語り継がれていたことが本人らが生き証人として語ってくれ、今更ですが間違いない感は満載。
ロックの歴史を後世に残す資料にはなりそうです。

かつて『レイラ』はパティを歌ったものではないと本人が語ったという話も読み聞きしましたが、ここで改めて『レイラ』はパティに捧げた曲ですと当事者たちが断言する流れ。年を取って本当のことを言いたくなったのでしょうか。

 

モデルになったパティ・ボイドの目線での本も出版されています。ここには『レイラ』の裏話は書かれていませんが。 

 

 

 

ギターは神だが……

 

ギターテクニックとセンスのよさでメキメキ頭角を現すエリック・クラプトンですが、精神的には脆くてダメな男。 世界が認め名実ともにミュージシャンとしての地位を確立
していく半面、自己の不安定さを補うために逃げ道を求めますが、 そのことが一層自分を追い詰めてしまいます。人生の酸いも甘いも知る彼ならではの魅力もその音楽性に影響を与えていますね。その辛さや悲しさは本人の知るところではありますが、映像の中にはそれが十分に映し出されています。

 

 

ロンドンの風景や当時のビデオが流れるのがオススメなところ

 

映画館でこの作品を見たいと思うかといえば正直微妙かもしれません。
劇場公開は見逃していますし、じっくりと自宅の部屋でその人生を噛み締めて観るのも一興ですね。

けれどこの映画の中のプライベートビデオや時代の映像を誰がここまで細やかに撮影していたのか知りませんが、公式な会見やライブ風景だけでなく、自宅で寛ぐ風景や、家族の姿など、当時の匂いをそのまま閉じ込めているドキュメンタリー作品としては大変貴重だと想います。

当時のロンドンのクラブシーンやファッションなど、カッコいい絵がたくさん拝めるのは嬉しい。


GIRLY PHENOMENON 60/70 キュートでオシャレなガールズ・ファッションイラスト

 

 

 

 

ceramicsstarでした。

 

 

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