【建築】箱根富士屋ホテル華麗にリニューアル【その1】
こんにちは。
ceramicsstarです。
『富士屋ホテル』は2018年4月より創業以来初めてとなる全館の耐震化と設備のリニューアル工事に着手しました。
2年間の工事期間を要し、新築の棟の増築も含め2020年7月15日にオープンしました。
個人的な視点での紹介ですのでご了承願います。
■全体を見渡すと以前よりもずいぶん敷地が拡張しています。
■駐車場からのアプローチここがエントランスとなり、2階にフロントロビーがあります。
■富士屋ホテルからのお知らせ
https://www.lumine.co.jp/newsrelease/pdf/release_200124.pdf
■世界の著名人に愛されたホテル
日本で初めての本格的なリゾートホテルとして、明治11年に開業した箱根富士屋ホテル。外国人専用ホテルの時代から時間が経過して、富士屋ホテルには、さまざまな外国人向けの工夫が施されています。ヘレンケラーやチャーリー・チャップリン、ジョン・レノンなど、たくさんの世界的著名人に愛され続けてきました。
『箱根富士屋ホテルリニューアル』の魅力
外観タイプ別:全館の特徴が出ていて意匠に特徴はあるが各棟の関連性や散策性を重視
しています。
■山を借景として各棟を上から見る
甍の波が美しく高低差による散策性を考えた配置になっている。
【本館】
■社寺建築を思わせる瓦葺き屋根、重厚で豪胆な唐破風の玄関。
明治24年(1891年)
本館入口は2階にあります。
先ほどの駐車場からのエントランス入口から階段を上り
■上の写真に繋がるのが左側の階段です。
■日本のクラシックホテルならではの共有空間が随所にあります。
■ここは昔と様子が異なりませんね。
■中央に象徴的な階段に右側はお客様が利用するフロント
この空間がわたしは好きです。
【西洋館】
■西洋館の全景
鎧戸付きの窓の外観の持つ典型的な明治期の洋館(1906年)明治39年
【花御殿】
■千鳥破風の大屋根、校倉つくり風の壁を持つ建物(1936年)昭和11年
とうし
■食堂棟 昭和5年(1930年)と繋がる、今回唯一の新築
カスケード・ウイング棟
令和2年(2020年)竣工
■重厚な中にも軽快な意匠を纏うタイル張りの建築物
こだわりのタイル外装にこれだけ使うか
外装タイルは釉薬を掛けていないやきものらしい無釉のタイル。
目地が見えないように下見板張りの様に施工されて外壁タイルの質感は、火の回り具合により変化する『やきむら』が生じています。
■コーナー部の納まり
■膨大な量のタイルが壁床に張られています。
ceramicsstarでした。
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