【日常】『JR原宿駅』原宿から国立代々木競技場散歩にて/その1
こんにちは。
ceramicsstarです。
旧JR原宿駅は来週取り壊されるらしい。現在は新駅舎と閉鎖された旧駅舎が隣り合わせで建っている。IKEAがテナントで入った新しいビルが駅前に建ち様相が変わった駅前と国立代々木競技場周辺から渋谷まで歩いてみた。
■新駅舎と閉鎖された旧駅舎
『JR原宿駅』
現在の駅舎は二代目の駅舎にあたり1924年(大正13年)に竣工した洋風木造建築です。東京都内で現存する最も古い木造駅舎でしたので、東京駅丸の内駅舎のようにこの建物を建物全体を復原できればよいのですが。旧駅舎建物は二階建て、中央に尖塔付きの屋根に白い外壁、洋風の当時の建物にみられるひとつの特徴『イギリス調のハーフティンバー様式』骨組を外壁表面に見せる特徴をもつ。窓格子は二重斜格子が用いられている。正面の時計の上の木彫レリーフが印象的なファサードです。
このスタイルは大正期から昭和初期にみられる高級住宅などの洋風建築によく見れらます。
■旧原宿駅舎
2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて新しい駅舎は2020年3月に完成しました。現在は併用されていますが、2020年8月7日 JR東日本は、新駅舎の隣に、旧駅舎の外観を可能な限り近付けて建て替えることを発表しました。防火性能をクリアした建材を使用しますのでやや異なる趣になるかもしれません。来週の8月24日より解体工事に着手するそうです。新駅舎は2階建て、1階にコンビニ、2階にカフェが入っています。サッシにガラス張りのコンコースは開放的で広く明るくなっています。
■新しい駅舎
文化財としての『復原』
『原宿駅旧駅舎』が来週解体が始まり、新しいかたちとして旧駅舎の外観を可能な限り近付けて建てられます。今回8月7日に下記のようなニュースが発表されました。
『外観を可能な限り再現し建替えを行ってまいります。』渋谷区もJR東日本も現状の厳しい中、予算を掛けての建て替えはあまり望んではいないように見受けられます。
全面的に予算を掛けて文化財として修復した いわゆる『復原』された東京駅丸の内駅舎、国立駅とはやや様相は異なります。文化財建造物を修復する『復原』の工事は多額の費用が必要です。どこまでそこに力を入れたかは完成した建物が答えを出してくれます。この先どのようなことが発生するかやや不安ではあります。
■JR東日本ニュース2020年8月7日付
https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20200807_to01.pdf
■原宿駅前の新しい商業施設『WITH HARAJUKU』3Fテラスより
原宿から代々木方面を見る
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