ceramicsstarブログ

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【政治】香港での平和的な解決の道を。

こんにちは。

ceramicsstarです。

 

先日、激動のチェコスロバキアの『プラハ侵攻』の姿をカメラにおさめた報道写真家『ジョセフ・クーデルカ』の話をしました。そして現代の香港もその様な事態に進んでしまわないかとても心配です。

複数のメディアは8月6日、1989年天安門事件を巡り今年6月に香港で追悼集会に参加したとして、香港当局が民主活動家の黄之鋒氏や英国在住の羅冠聡氏ら24人を無許可集会参加の罪で起訴する方針を決めたと報じました。香港だけは追悼集会ができる環境でしたが、更に中国本国からの厳しい監視体制が敷かれるのではないだろうか。香港警察と一般市民と学生との衝突の映像をみますとそのように感じます。

 

2019年-2020年香港民主化デモ - Wikipedia

 

 2020年7月中国政府による『香港国家安全維持法』が発効されました。法律は法の正当化による理由づけで歯止めのかからない側面を持っています。1000人単位での市民デモ行進は国家の治安を乱すとの判断は大きな理由づけになりました。現在デモ参加者で逮捕されたのは9000人以上とも言われています。

 

 

■既成事実と法律

デモの中で『香港独立』の旗を一部掲げたことが国家分裂の意味を持つ判断をされてしまいました。

既成事実としてこれをきっかけに国家の治安を脅やかす法的解釈の適用例として判断されてしてしまいました。今後SNSの投稿、民主化運動の書籍の検閲、学生の自由な活動などの禁止など広義的解釈で判断すれば歯止めの利かない抑制それに対する抵抗の負のスパイラルを招いてしまいます。同じ香港で暮らす香港警察と市民・学生の争いは胸が痛みます。

 

■諸外国の巻き込み

その後これを口実に中国への政治的背景もありアメリカが猛反発、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドなども同調して別のかたちで反応。国際的な混迷の様相を孕んでいます。現在の『政治的な介入』を表現しているのは報道写真ではなくリアルタイムな報道映像です。視聴者側は多くの歴史的な背景や実情、見えない部分も勘案はせずすべて流れるその映像やニュースの文字だけで善悪を判断します。これもまた大変危険なことではないかと思います。

 

 

8月5日香港の裁判所は、『警察本部を包囲するデモの中で参加者を扇動した罪』で民主活動家の周庭(アグネス・チョウ)氏に有罪判決を言い渡しました

経済重視で自由主義圏の考え方がすべてとは思いません。ただ言論の自由、行動の監視や制限、書物の検閲などの統制には疑問に思います。

 

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デモや集会も過激に敵意を向けず、意味のある平和的な活動により市民が安全かつ自由に活動できる香港に戻って欲しい。外国から訪れる我々側も以前の魅力的な香港の街に戻ることを祈ります。

 

 

 

ceramicsstarでした。

 

 

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