【カイ・フランクのこと その3】定番シリーズ商品『Teema:ティーマ』
こんにちは。
ceramicsstarです。
カイ・フランクの定番シリーズといえば、『Teema:ティーマ』。
長く愛されて使用される食器としてはやはり一番の商品だと思います。
実際に使ってみてその素晴らしさに驚嘆させられる、非常に魅力的な食器です。
今回は『Teema:ティーマ』をご紹介します。
Teema(ティーマ)は、1948年に発表された名作キルタ・シリーズをデザインルーツに1981年から現在まで発売されているものです。
今の時代の要望に応えて、電子レンジでも使えるようにカイ・フランク自身がリ・デザインした北欧食器を代表する商品です。
2005年にARABIAブランドからiittalaブランドに変わりました。
料理を選ばず何にでも使える。
和洋中のあらゆる料理に使えます。
皿について一人暮らしならば21cmのプレート一枚で、すべてまかなえます。
もしくは15cmボウルと26cmのプレートを最低限用意すればよいと思います。
すべてプレートは縁がななめにせりあがっているので料理がこぼれ出る心配がなく、フォークやスプーンで料理がすくいやすいかたちになっています。
スタッキング収納で無駄がない。
すべてのシリーズに共通していることが無駄なく美しく収納できるいわゆるスタッキングの機能。
器を重ねて最小限のスペースで収納ができます。
多くの器をまとめて高く積むことができ、洗った後も効率よく重ねて乾かせます。
色がカラフルで食卓が華やかに。
シリーズのカラーは定番色もありますが、年代によっていろいろな色が発売されたり、廃番になったりします。
色を選ぶのも楽しいし、色を組み合わせて美しくコーディネートもできる。
好きな色でマグカップなどを加えるとトータルに使えます。
17cm、26cmプレート、14.5cmのボウル
ターコイズブルーの17cmプレートとマグカップ(現在は廃番色)
わたしは17cmを取り皿やサラダに26cmプレートをメインの料理に使います。
14.5cmのボウルのビンテージは煮物やスープのような汁物用としても活躍しています。
和食にも合いますよ。
サラダや取り皿にも。
さいごに
『Teema:ティーマ』についてお話ししてきました。
最後に『Teema:ティーマ』のブランドマークについて。
例えば一口に言って黄色のティーマといっても年代によって様々な黄色があったり、その年代にともなってブランドの表示が異なっています。
食器の裏側のバックスタンプを確認すると、ビンテージものはARABIA FINLAND TEEMAの刻印が押されています。
これはiittalaブランドに組み込まれる前はARABIAの商品として販売されていたものです。
iittala刻印
ARABIA刻印(写真イエローマグ/ARABIA FINLAND TEEMA)
今では釉薬の都合上、生産はされないこの淡い黄色は非常に上品で洗練された色合いです。
これは2019年の『東京蚤の市』で見つけたものです。
☝☝☝ これがビンテージのイエローマグ『ARABIA:Teema』
『Teema:ティーマ』の詳細は下記の『scope』さんのサイトにも書かれています。
以上3回にわたり『カイ・フランク』についてお話ししました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
下記サイトでオリジナル商品を販売しています。
よろしくお願いいたします。
minne.com
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