洋菓子VS和菓子 スイーツ対決
こんにちは
ceramicsstarです。
以前和菓子のことを記事にしましたが、洋菓子と和菓子の特徴を 比べて果たしてどちらに軍配があがるのでしょうか。ちょっと考えてみた。
和菓子と洋菓子の大きな違いはやはり使用する材料だと思います。 和菓子は米、小麦、寒天、豆類、穀類など植物性の材料 が使われているのに対して、洋菓子はバターや生クリームなど 動物性の材料をベースに果物なども多く使われていることが特徴です。
■洋菓子と和菓子の比較
『和菓子』のミニマルな季節感を感じる世界
和菓子は選ばれた自然素材の材料、作り手の職人の繊細な技術、さまざまな道具だけで作り上げます。重量も大枠決まっていて約50グラム以下の世界で表現します。立体造形としてのミニマルな世界ですね。地球上の自然現象や四季と言った季節感そして研ぎ澄まされた感性をシンプルに表現しています。
黒いお盆と白い皿とのコントラストと箸置きのシャープな形状との対比が美しい。
これは夏を表現したトウモロコシを素材にした和菓子です。白い粒は柑橘系の砂糖です。色は抑え気味にして後にあるモノは乾燥したトウモロコシの皮で包み、トウモロコシ粒が入った上品なカステラの様な食感。手前は生のトウモロコシの皮で包み、寒天を使用したしっとりした舌触りで二種類の食感が楽しめます。二種類とも味は抑制が利いていて柑橘系の砂糖がアクセントになっています。
古びたお盆と窯変の焼きムラの表情と質感の差がはっきりと判断できる茶色い小皿に乗っている。
これは植物の枝と実を表現して砂糖と寒天を素材としたものと乾燥したナッツを白くコーテイングした和菓子です。白い粒がナッツ系。枝に差したものは寒天を使用した氷の粒か樹氷を表現しているようです。後ろにあるものは表面は砂糖で固めて中は寒天は上品な食感。手前は白い粉状の砂糖をまぶして、中は砂糖菓子でコーティングしてナッツの食感が楽しめます。二種類ともやはり味は抑えめで食感重視です。冷茶との相性が抜群に良い。
『洋菓子』は華やかさと複雑な食感
伝統的なフランス菓子をベースに、各店のシェフのアイデアが加わることで生み出された洋菓子のバリエーションの豊富さには限りがない。スポンジ、ムース、ガナッシュなどを何層にも分けて積層して香りと複雑な食感と味を出している。またフルーツをふんだんに使用して果物の味と生クリーム、バタークリームとの対比でゴージャスかつ色合いの華やかさは見惚れるほど素晴らしい。
生の苺の下には苺のソースを添えて、その下にはベリー系の果物をすり潰した層の上下をムースで挟み込み、最下段のガナッシュのナッツのザラリとした食感の対比が心地よい。見た目も華やかで美しい。
一番上のムースの層にチップ状のベリー、マンゴー、ピスタチオをまぶして、ピスタチオのスポンジとベリー系のムース、最下段にガナッシュを敷いたもの。ムースの柔らい層に乾燥した果物とピスタチオの粒がおもしろい食感。香りも良く見た目も上品。
フルーツ主体のデザート。ふんだんに乗せた新鮮で甘く香りのよいメロン、ストロベリー、マスカットをコーティング。数種類の果物のバランスが非常に良い。生クリームとスポンジも果物を引き立てる味になっている。
■結果
洋菓子と和菓子の特徴を 比べてどちらが上かそれを決めることは不可能でした。そもそも考え方や思想が全く異なるもので比較するものではない。ただ共通しているのは作り手側の『ものづくり』に関するアイデアと味や美しさのあくなき完成度の追求度合いです。追求するほどに崇高な高みを極めるということでした。お菓子の世界は大変奥深い。
ceramicsstarでした。
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