【建築】これからを担う医療従事者の卵たち
こんにちは。
ceramicsstarです。
『北里大学医療衛生学部A1号館』に仕事で訪問いたしました。静かで環境の良いキャンパスライフを過ごし、これからを担う若者たちが勉学に励む様子を拝見しました。コロナ禍の中での医療体制が問われる中、あるべき姿を実現させるのは彼らなのだと思いました。
■最寄駅『相模原駅』からの風景
■相模原キャンパスへのアクセスは以下の通りです。
https://www.kitasato-u.ac.jp/jp/campus-guide/sagamihara.html
■ 『北里大学医療衛生学部A1号館』竣工式の様子
■北里大学公式サイト
1962年北里研究所創立50周年を記念して設立された北里大学最初に衛生学部が開設され
1970年には医学部も開設されています。
2019年4月9日新千円札の図柄に、北里柴三郎氏の肖像が採用されました。
■掲載写真は以下の通り。
『医療衛生学部A号館』の1Fエントランス、通路床、学生ラウンジ
北里大学のこと
現在では7学部15学科制の総合大学となっており、指導される教授陣は教育熱心で研究
分野でも成果を残している私立大学のひとつです。相模原市、
1学年からチーム医療についての教育を実施されているそうです。昨日行った医療看護
学部は学生がコミュニケーションしやすい学生ラウンジを5F各階に設けていて、人と人
とのコミュニケーション能力に優れた人間性豊かな人材を育成されています。
現在のコロナ禍の中でもそうですが、今後の世界を担う若き医療従事者となる若者たち
学内はとても良い雰囲気でにこやかに寡黙に学業に取り組んでいる様子が伺えました。
お仕事の中でも事務方の方々も非常に丁寧な対応をいただきとて落ち着いて明るく素晴
らしい職場の様でした。
やはり働く環境は重要ですね。
■建物外観
■広いエントランスからの通路
COVID-19対策北里プロジェクト
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な感染拡大が続いている中、感染者全員に対して医師、看護師など医療従事者への負担は計り知れない。
1889年、世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功し翌年には血清療法を確立し、人類の伝染病との闘いに新たな成果を挙げた『北里柴三郎』氏は歴史の教科書で出ていますね。
感染制御の伝統や創薬の実績を踏まえ『北里研究所』の理念に則って
2020年3月19日より新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療薬を早期に見出すためのプロジェクト「COVID-19対策北里プロジェクト」を立ち上げました。
これはワイドショーやニュースのテロップにもその取り組みは出ていました。
■学生ラウンジ
■一人掛けカウンターと外部テラスにはテーブルと椅子が配置されています。
学費のこと
医学部の授業料などの学費はやはり高額。北里大学の医学部の6年間の学費総額の3,890万円。私立大学医学部の中には、6年間の学費総額が2,000万円代の大学もあります。
私立大学の中でも高額な学費は負担が大きいですね。大学の奨学金制度と授業料減免制度が用意されています。特待生第一種はすべての費用は免除、第二種なら半額の1,9450万円。在学時特待生の翌年度授業料200万円免除などです。
■美しい階段室は蹴こみ部分は半透明のポリカーボネイト
■軽やかな仕上げの階段室と数種類のタイルを組み合わせて設計
医師になるにはそれなりの経済的な余裕と本人の学力も必要です。親も本人も苦労して勝ち得た医師の資格を持ち、社会に貢献できる様になって欲しいと切なる願いです。
ceramicsstarでした。
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