ceramicsstarブログ

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【映画】『刑事ジョーママにお手上げ』スタローンと凄いママのコメディ【ネタバレ・感想】

 こんにちは。ceramicsstarです。

 

映画『刑事ジョーママにお手上げ』はタイトルどおり、独身の刑事の男に、世話焼きママが、口出し手出しをしまくるドタバタコメディ。

 

 

脚本の勉強をしている人によると、脚本を担当したブレイク・スナイダーという人物はハリウッド映画の構成を分析したことで有名。ブレイク・スナイダーが出版した『SAVE THE CATの法則』という本は、脚本を学ぶ人にとってバイブルに等しいものなのだとか。

 

 

 

刑事ジョーママにお手上げ

 

 

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憂鬱になるスタローン演じるジョー

 

ロス市警の刑事、ジョーの元に、離れて暮らす母親が訪ねてくるところで話は始まる。
自分の親の強烈さを知り尽くしているジョーは、本当は訪ねてくるのを阻止したいが、強引にやって来てしまった母親は初日からやりたい放題で、翌日から既にジョーは憂鬱になる。

 

この話はストーリーや構成も面白いが、ビジュアルのおかしさによるところも大きい。
シルベスタ・スタローン演じるいかつい男が、大ストレスを感じる母親は小柄でおしゃべり、スタローンの母という想像とはまるで真逆の女性だ。
演じているのは、エステル・ゲティという女優さん。

www.cinematoday.jp

 
この人の演じる母親が凄まじいのだが、微塵の悪意もないので周囲は好意的なのが可笑みがある。子供のときのアルバムを持ち歩いて人に見せるところなど、本人はたまったものではないだろうが、観ているこっちもただ笑えるだけだ。

 

けれど中盤に入るとママが事件を目撃していることがわかると話は展開。
スタローンはゲンナリしつつもママと事件を追う羽目になる。
ただこのママ、世話の焼き方もすごいが、腹の座り方も半端ない。

 

ママのお手柄で事件解決


最初は嫌がっていたジョーだが、次第に母親との生活に慣れてきて、一緒になって事件も解決してしまうところがこの映画の見所。
日本の作品だと最終的に解決するのは息子で、母親は子供を立てるような流れになりそうなものだが、どうせならここまで思い切ってやった方が爽快(?)ではあるように思える。

この母親は息子の結婚にご熱心で、恋人との仲を真剣に取り持つところは好感が持てる。それにしても息子べったりな母親は、アメリカでも少なくはないことに興味深さも感じてしまう。

『24-TWENTY FOUR』が日本版リメイクで放送されるけれど、こういう話こそ日本版でやったら面白そうな気がするのだが、どうなのでしょうね。


 

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