【映画】『宇宙人ポール』に見る欧米ヲタク文化の音楽センス
こんにちは。
ceramicsstarです。
以前観た映画『宇宙人ポール』。
CSの録画がハードディスクに入っているのを見直したところ、新鮮な気持ちで楽しめました。
監督:グレッグ・モットーラ
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、セス・ローゲン、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ヴィグ
コミック好きなイギリス人ヲタク男、2人組が、アメリカの聖地を旅する途中、宇宙人と出会い、事件に巻き込まれていくというストーリー。
いい映画は、どこかに悲しさや人生を思わせる部分があるものですが、この映画も笑いの中に、人間同士の愛と成長、人類と宇宙人との愛が描かれていて、ときにしんみりとさせてもくれます。
宇宙人はスタンリー・キューブリックの2001年宇宙の旅の『スターチャイルド』と『E.T.』を足して縦長にしたような姿でおかしみがあります。
ネバダ州のアメリカ極秘基地「エリア51」が彼らの遭遇場所。
昔新聞記事で見た宇宙人の遺体回収写真は、ひょっとして『ポール』と同じ宇宙人だったのかも、などと思ったり。
『宇宙人ポール』は、SF映画のロケ地だった田舎道を、RV車で走り続けるロードムービーでもあるのですが、旅のお供に欠かせないのは気持ちのよい音楽です。
グローバーワシントンJr
Just the Two of Us & Other Hits
これ*AORでボーカル&サックスの名曲
間奏が何故かカリビアン
歌声が独特でこれも良いですよね。
All Over the World: Best of Electric Light Orch
特にELO(Electric Light Orchestra)の高揚感は、ストーリーを何割か増しにさせてくれる効果があります。
この『宇宙人ポール』でELOを起用したのは、単に宇宙的なイメージだからと想像できるのですが、どうもこれを観ていると、あるドラマが頭に浮かんでしまいます。
独特なイントロで始まる、高揚感溢れるあの曲。
ELOはジャンルを問わず、世界のヲタクを羽ばたかせる音楽なのだなと思ったり。
また、『宇宙人ポール』は色々なSF映画のパロディがところどころに隠れていて、それを探すのも楽しみです。
映画好きの人ならそれがいくつあるかを見つけるのも楽しいですね。
ちなみにヲタを演じた俳優の2人、イラストレーターグレアム役を演じたサイモン・ペグは、『ミッション・イン・ポッシブル』『スタートレック』などのシリーズで活躍していますが、
SF小説家クライヴを演じた、ニック・フロストの本業は脚本家。
この『宇宙人ポール』の脚本もニック・フロストによるものです。
また、サイモン・ペグとニック・フロストは親友だということ。
楽しそうで微笑ましいシーンに納得しました。
あと大御所女優シガーニー・ウィーヴァー。
SF金字塔の映画『エイリアン』シリーズの女優ですね。
SF映画も色々。
人と異星人との友情や繋がりを感じる時間も大切ですよね。
それでは。
ceramicsstarでした。
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