【まちづくり】『ニュウマン横浜:NEWoMan YOKOHAMA』 はタイル王国【その2】
こんにちは。
ceramicsstarです。
新高島駅から横浜駅に移動。横浜駅西口にランドマークとなる『JR横浜タワー』が開業しました。JR横浜タワー内には商業施設の『ニュウマン横浜:NEWoMan YOKOHAMA』がオープンしました。その他に『T・JOY横浜』『CIAL横浜:シァル横浜』これら3つの商業施設がビルを占めます。
仕事の合間に『ニュウマン横浜:NEWoMan YOKOHAMA』に行ってきましたのでご紹介します。
ただし個人的な視点での紹介ですのでご了承願います。
■ルミネニュースリリース2020年1月24日号
https://www.lumine.co.jp/newsrelease/pdf/release_200124.pdf
■横浜駅の新しい商業施設
『NEWoMan YOKOHAMA』の3つの魅力
①ターゲット:30~40代のラグジュアリー系の女性。ルミネと比較すると飲食店の数も
多く、食に対するこだわりのお店が多いと思われます。
②フードホール: 今までとはやや傾向の異なる9店舗の洗練されたデザインとなってい
ますが、カジュアルに食事が楽しめます。
③『2416MARKET』:ルミネがプロデュースした 神奈川県各地の店舗が出店する場所
商業建築の内装にこれだけ使うか
ルミネが手掛ける横浜駅西口直結の商業施設『ニュウマン横浜:NEWoMan YOKOHAMA』。ファッション、ライフスタイル、ビューティ、レストラン、カフェなど全115店のテナントショップが入っています。
既に東京では新宿に『NEWoMan SINJYUKU』は2016年にオープンしています。
『NEWoMan YOKOHAMA』は、2020年6月24日にオープンしました。
各フロアの内装材として大量に使用されていたのが30万枚もの『タイル』
内装材としては比較的にやや高価格帯の素材です。建築家・田根剛氏はこの焼き物と言う材料のひとつのタイルがこれ程までにないくらいに積極的に使いこなしています。トータルで15,000㎡。やきものを愛するわたしとしては感無量でございます。
■開放的な施設内は通常よりも通路幅を取り回遊性を持たせています。
床のデザインはたくさんの種類の柄があります。
■敢えて方向性を持たせないように斜めに施工している。
■正方形以外の六角形の形状のタイルも使われている。
■各フロアにはマットな艶消しの仕上げになった幾何学模様と装飾模様の絵柄
の上品なタイルですね。
■膨大な量のタイルが壁床に張られています。
圧倒的な吹き抜け空間
ここの吹き抜け空間は非常に気持ちよく何層にもわたりJR横浜駅のホームも見えます。商環境デザインはよく考えられていて、散策性を感じさせる街を歩いているかのような楽しさを感じられる空間を創出しています。
■いちばん下の層がJRの改札に直結しています。
■自然光をふんだんに取り込んだ広い何階層もある吹き抜け空間
環境デザインを手掛けたのは、建築家・田根剛氏です。代表作『エストニア国⽴博物館』、新国⽴競技場の基本構想の国際デザイン競技では世界の著名建築家が名を連ねていた中、『古墳スタジアム(案)』がファイナリストに選ばれ国際的に注目されました。
最近では幅広く活躍し「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」2019年の展示空間に携わったりしています。
■床、壁、ベンチにもタイルが施工されています。
ceramicsstarでした。
下記サイトでオリジナル商品を販売しています。
よろしくお願いいたします。
minne.com
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