【陶芸】気になる陶器のテクスチュアと夏の和菓子
こんにちはceramicsstarです。
最近、気になる陶器のテクスチュアがいくつかあります。『施釉』『無釉』問わず結晶化したものです。陶芸の釉薬は様々な表現方法があります。具体的な参考例としていくつかの画像を投稿します。
■金属釉
『金属釉』は金彩や銀彩など釉薬の中でほとんどが結晶釉で金色や銀色又は、金色や銀色に類似した色の釉薬の事です。
全く異なる金属や金属の化合物がや釉の組成成分との化学反応で起こります。
焼成温度、釉薬濃度、調合比、窯に置く位置などによって大きく変化するようです。
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■灰白窯変釉と青灰窯変
『灰釉』は釉が見込みに向かって不規則に流れ込んでいて、放射状に絵の具が滲んでいるような包み込まれるような魅力があります。窯変の雰囲気もあり色の表情も豊かです。
意図的ではない偶然性に任せていますが、かなり平たい形状なので中心に向かって流れ込まず、釉薬がずれて広がり変化しています。灰色が買った緑色が綺麗です。
***撮影は渋谷ヒカリエにて許可を得て撮影し、投稿の許可もいただきました。
- d design travel SHIGA EXHIBITION にてー
■釉薬の面白さ
茨城県の地形や名産品の産地に合わせ、商品の陳列位置、インテリアのデザインと素材を販売している茨城県のアンテナショップ『IBARAKI sense』にありました陳列されていた皿。釉薬に凹凸があり溶岩釉の様な質感や釉薬が溶けて沸きあがった箇所もある。一枚の中に非常にたくさんの表情を持っています。
■表面の深さや表情の検証
■皿の表面には多彩な質感がみられる。
■和菓子を乗せると
2010年12月にオープンした「一保堂茶舗 東京丸の内店」。 昨年こちらで提供されていた和菓子は月に数日しかオープンしない『和菓子屋・御菓子丸』“幻”の和菓子
木の枝に御菓子の実がなっているタイトルは『鉱物の実』。枝の先には、果実や寒天で出来た和菓子の実を付けています。イメージされたのは、季節の果実が閉じ込められ結晶化した姿。もうひとつは『雲の味』雲をイメージしたかたちを雲を口に入れることができたらと卵白、餅粉、甜菜糖でつくられたものです。
小皿は古びた無釉の皿。御菓子丸の杉山早陽子氏の和菓子は詩的で季節感や心象風景をかたちにした繊細な和菓子です。
『一保堂茶舗 東京丸の内店』の冷茶と2019年夏の『御菓子丸』の和菓子
その他Shiseido the tables(Tokyo)にて季節の生菓子、お茶の一口菓子を食べることができます。
■小皿はかなり荒い土を使っています。
■オンラインでも購入できます。
ceramicsstarでした。
下記サイトでオリジナル商品を販売しています。
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