ceramicsstarブログ

陶器とガラスのオリジナル商品の販売。デザインと企画制作をやっています。商品のご紹介、好きなものなどについて書いています。

【まちづくり】富山の魅力はココにある 【その1】


こんにちは。
ceramicsstarです。

 

仕事で富山県に出張しました。仕事が終わった後、午後の夕方に差し掛かった短い時間に駆け足で市内を巡ってみた。富山は地方創世の試みとしてガラス素材をとりあげて自治体を上げてのPRを実践しています。富山の街は最近では北陸新幹線も開通して交通網が充実し東京から金沢や富山へのアクセスもよくなりました。

 

 

 

 

■富山と言えば薬売り

 

富山の街

東京駅から出発して2時間10分程度で富山駅に到着。富山市内は富山駅を中心にコンパクトに観光のスポットが集中しています。駅と市内中心部を結ぶセントラムその他に駅と港町を結ぶポートラムなどの路面電車をはじめ効率よく散策が出来ます。観光施設を巡回する市内のバス、手軽で融通の利くレンタルサイクルや川や運河を生かした遊覧船などに乗って、気軽に楽しむことができますよ。そして2015年に開館した隈研吾氏が設計した『TOYAMAキラリ』にある『富山ガラス美術館』と『図書館本館』が開館5周年を迎えました。観光地のひとつでもあるこの施設は展示空間としても魅力のある建物です。

 

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■市内は路面幅も広く自家用車での移動が多いのだろう。朝早いのでまだ少ない。

上の写真の左手前方に見えるのが『TOYAMAキラリ』ガラス張りの不思議な建物。

 

 

■このような古い路面電車もいまだ健在。電車から富山市内の風景が堪能できる。

 

■新旧文化の融合が美しく見える『セントラム』二両編成の新型の車両。更に市内を巡るのに大変便利です。上の写真の後方に見えるのが『TOYAMAキラリ』

 

 

 

 

富山の薬

薬売りで有名な富山。江戸時代から始まる富山の薬の行商は非常に特徴のある後払いシステム。顧客との親密な関係性を重視した『置き薬商法』。必要なものを置いて使ったものは使っただけ後でお金を支払います。定期的に巡回してお金を集金をしてまた新しいものを置いていくと言うことを繰り返しながら薬を販売していきます。後払いシステムは『薬の信用』と『人の信用』あっての売る側と買う側の信頼関係の中で脈々と引き継がれているようです。

 

 

■建物は改修されていながらも昔の佇まいを残しています。

江戸時代に一世を風靡した反魂丹(はんごんたん)とは、丸薬の一種で胃痛・腹痛などに効能があります。

 

 

■吹き抜けの構造に太い梁の柱。店頭には歴史ある薬の数々

 

■反魂丹の製造・販売をしている昭和11年創業の和漢薬問屋の池田屋安兵衛商店。

 

 

■公式サイト

池田屋安兵衛商店

 

次回ガラスに関することをお届けいたします。

 ceramicsstarでした。

  

 

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