京都嵐山『竹林の道』は涼やかで美しい【CONGRATS HOTEL KYOTOと嵐山・嵯峨野】
こんにちは。
ceramicsstarです。
昨日の続きで京都市内と嵐山・嵯峨野の『竹林の道』『常寂光寺』のことを書きます。京都は今、外国人のお客様をもてなす宿泊施設が数多く建設されて建物の新築や改修が広く行われています。民泊も含めて京都町屋での宿泊や町屋を改修した施設なども最近は人気です。本日の宿泊先は『CONGRATS HOTEL KYOTO ”ん” 』と言うややビジネスホテルとは趣の異なるホテルです。そのホテルのことと嵐山の『竹林の道』のことを中心に書きました。
趣の変わった宿泊先『CONGRATS HOTEL KYOTO ”ん” 』
■『CONGRATS HOTEL KYOTO』
京都駅から近く、十分歩ける距離にそのホテルはあります。
20分程度で京都市下京区東洞院通花屋町下る富田町あたりに。このホテルはまだ竣工したばかりの総客室21室の小さなホテルです。
客室は日本の伝統色『水縹(みはなだ)』『白茶(しらちゃ)』で色合いを合わせたしつらえ。日本の木工職人が手掛けた机、ベッドサイドライトのシェードに和紙などを使用しています。水回りの入り口は引き戸になっているのでトイレやシャワーブースを利用する時は扉を閉めれば開けると水回りは見えますが、開放的な広い空間になります。
白茶(しらちゃ)薄くて明るい感じの茶色
水縹(みはなだ)藍染の薄い色で 明るい青色
水回りは出来る限り最小のスペースで清潔感のある空間になっています。
広いシャワーブースの扉はテンパーガラス、総タイル張りの白い空間で外国の高級ホテルの様です。床はタイル張りなので水に濡れても大丈夫。
洗面ボウルはベッセルタイプで家具のようなしつらえです。気になるほどではないですが、鉢からやや水が少し飛び散ります。トイレはタンクレス、水栓金具もシンプルかつデザイン性の高いものを使用しています。
1階のクロークの横にはBARが。京都の日本酒やホテルの近くにある京都の老舗豆腐店『並河商店』の豆腐やおつまみもあります。宿泊者はここで朝食は無料となります。
夜は三条あたりを散策しましたがこの写真のようなホテルが随所に建っております。以前三条あたりは賑やかな繁華街である四条とは異なり静かだったのですが、街や路地の様相が時代とともに変わってきました。
『京都嵐山』の竹林と『常寂光寺』
京都嵐山の竹林が見たくなった。渡月橋の河川敷は先の大雨で浸水してるのを映像で見て随分悲しかったが今はどうなのだろう。京福電鉄・阪急『嵐山』駅で降りる。駅前は相変わらず土産物屋が多いのだが少し現代的なお店が増えたようだ。ここから歩いて『竹林の道』に向かう。駅から降りて北西側に広がる竹林の青竹は天高くまで伸び、空の隙間を覆うくらいの勢いです。ここをしばらく歩きます。清涼感がありとても気持ちが良い。
木漏れ日の中を歩くと青竹の隙間から日差しが入りキラキラしている。
緑の色も表情が豊かだ。
場所によって異なる雰囲気を見せるのが竹林の良さだ。光の当たり方で空間の空気まで変わる。緑のグラデーションがとても綺麗だ。チャン・イーモウの映画『LOVERS』の竹林のシーンを思い出す。あの映画の竹林と緑の衣装のシーンは美しかった。
日差しが地面まで当たると竹林の陰影や竹一本一本の陰影までがわかる。
竹林の奥の方まで見渡せます。
木漏れ日と遠くに人が歩いている瞬間がとてもよい感じだったので
少し写真が振れたのも良かったかも。
ここから更に歩いて『常寂光寺』に向かう。静かな住宅地を歩いていくと駅前の喧騒はそこにはなくとても静かです。人もまばらでとても良い雰囲気です。
■ 境内の案内図はこちらからどうぞ ☟☟
山の傾斜に沿って建てられたお寺は山門をくぐり抜けて正面に階段、庭が広がります。
緩やかな傾斜の庭を回遊できます。苔むした斜面は緑の色が深く美しい。
静寂な空間はクリーンで澄んでいます。
午後の光が差し込み斜面を照らして、苔の部分の陰影がとてもよい。
苔の色も場所によっては緑が強かったり黄色に振ったり光の当たり具合によっても見えたかに違いがあります。
多宝塔を逆光で見ると塔のシルエットがくっきりと浮かび上がる。
遠くに京都の街を見下ろしてみました。
最後に『渡月橋』を見て帰ります。川の流れる音がここちよいです。
夏の暑さをしのぎ、このような散策をするのも夏の京都の楽しみ方でもありますね。
また京都に行きたくなりました。
ceramicsstarでした。
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