【日常】東京簡易裁判所で思うこと
こんにちは
ceramicsstarです。
先日法務省に行く途中に東京都簡易裁判所の横を通りました。その時に感じたことを書きます。
■正面に日比谷公園 この霞門交差点を左手に曲がり国道301号を
皇居方面に北上する途中にその場所はあります。
■東京簡易裁判所とは
【東京簡易裁判所について】
東京都23区内の『簡易裁判所』を集約した新しい大都市の簡易裁判所として平成6年9月に発足しました。
日常生活から生ずる様々な紛争に対して,簡易・迅速な手続きで,利用しやすい裁判所を実現すると言うのが目的の場所です。
簡易裁判所の民事手続には,民事訴訟,民事調停,支払督促といったものがあり,利用者の方は紛争の内容等に応じた便宜な手続を選択することができます。
(東京簡易裁判所の民事調停は,墨田庁舎で取り扱いとなるそうです。)
ここでは様々な人生を背負った人々が『裁判』に出向く場所なのだと感じました。
■民事事件の概要
■東京簡易裁判所前で思う
特別定額給付金が支給されましたが、依然企業や個人事業者など働く人の現在の経済的な不安はぬぐいきれません。労働条件や保障その他多くの問題を抱え、今後発生するであろう民事訴訟,民事調停,支払督促。これらの解決を巡って争われる裁判を思うと考え深いものがあります。
■司法統計(全新受事件の最近5年間の推移)
*裁判所の公式ホームページ”司法統計(全新受事件の最近5年間の推移)”のコンテンツより引用
司法統計 結果一覧 | 裁判所 - Courts in Japan
上記の司法統計による裁判件数の推移を見ると毎年行われる件数は増加しています。
今年から来年はコロナ禍の影響で更に件数は増加すると見込まれます。
■各裁判所で1日何件の民事裁判が行われるのだろう。
少額訴訟は,60万円以下の金銭の支払を求める場合に利用できる特別な民事訴訟手続です。少額訴訟手続では,請求が少額で簡明な事案を迅速に処理するために,1回の期日で審理を終えて判決を言い渡すことを原則としています。
*裁判所の公式ホームページ”少額訴訟・少額訴訟債権執行”のコンテンツより引用
■さいごに
コロナ感染拡大で刑事・DV事件のほか緊急を要する仮処分手続きなどを除き、全国の裁判所は当然のことながらその機能を停止しました。すべての民事裁判で、裁判の期日がキャンセルされてしまい、非常事態宣言解除後に再開されました。
皮肉なことにその間の破産の申し立てがストップして、コロナ禍にも関わらず破産件数は増えなかったようです。今後裁判所もデジタル化を進めないと迅速には対応しきれなくなります。
ceramicsstarでした。
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よろしくお願いいたします。
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