【映画】ジミ・ヘンドリックス 誰にもできないギタープレイ『JIMI 栄光への軌跡』
こんにちは。
ceramicsstarです。
『ジミ・ヘンドリックス』。1960年代の左利きの天才ギタリスト。わたしの好きなミュージシャンのひとりです。映画が劇場公開されたのは2015年。最初はジミヘンをどうやって映画にするんだ?と思って疑問でしたが結構楽しめました。
この映画は天才ギタリスト、ジミ・ヘンドリックスが名声を得てアーティストとして認められステージでの驚異的なライブを展開するまでの2年間をドラマ仕立てに描いていますよ。『それでも夜は明ける』でアカデミー賞を受賞した脚本家ジョン・リドリーが監督・脚本を担当しました。
JIMI 栄光への軌跡 原題:Jimi: All Is by My Side
作品情報
公開年度 2015年
上演時間 118分 イギリス
監督 ジョン・リドリー
キャスト
ジミ・ヘンドリックス(アンドレ・ベンジャミン)
リンダ・キース(イモージェン・プーツ)
キャシー・エッチンガム(ヘイリー・アトウェル)
イダ(ルース・ネッガ)
チャス・チャンドラー (アンドリュー・バックリー)
熱狂的ジミヘン ファンはもの足りないシーン
『アイ・アム・サム』や『イエスタディ』の映画のように実際のオリジナルの楽曲の使用が、使用料が非常に高額だったり財団からの使用許可が得られなかったりします。よくあることですがこの映画も実録映像とかオリジナル楽曲は使われていません。あくまでも『ジミ・へンドリックス』を想像し、さもその時代の生き証人のような感覚で観ましょう。時代性を楽しめる内容になっています。イギリスのロンドンの最新カルチャ―そしてファッションなどを堪能するという感じで鑑賞してくださいね。
【ジミ・ヘンドリックスのアルバム】
『アー・ユー・エクスペリエンスト?』 - Are You Experienced(1967年)
『アクシス:ボールド・アズ・ラヴ』 - Axis: Bold as Love(1967年)
『スマッシュ・ヒッツ』 - Smash Hits(1968年)
『エレクトリック・レディランド』 - Electric Ladyland(1968年)
『バンド・オブ・ジプシーズ』 - Band of Gypsys(1970年)
■名盤『 Electric Ladyland』
■『LIVE AT WOODSTOCK』
Jimi Hendrix | The Official Jimi Hendrix Site
熱演『アンドレ・ベンジャミン』迫真のギタープレイ
ヒップホップデュオ『アウトキャスト』のメンバーである『アンドレ3000』こと『アンドレ・ベンジャミン』が、なんと600時間程度かけて猛特訓したらしいですね。その結果で左手でのギター演奏をマスターしたそうです。『アンドレ・ベンジャミン』の熱演による迫真のギタープレイを聞こう。ちょっと甘めの『ジミ・へンドリックス』を想像し、さもあのジミヘンが間近でギタープレイを見ているような感覚でやはり楽しみましょう。実際にノエル・レディング(ベース)、ミッチ・ミッチェル(ドラムス)と共に『ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス(The Jimi Hendrix Experience)』を結成するあたりのシーンも入ります。イギリスのロンドンの最新のライブギグそしてミュージックシーンを疑似体験しましょう。
実在の人物が多数登場
『ジミ・ヘンドリックス』は天才的なギタープレイに加え、ギターを歯で弾いたり、燃やしたりする衝撃的なパフォーマンスで人々を魅了しました。映画の中では彼を見出したアニマルズの『チャス・チャンドラー』、『キース・リチャード』やチャスに彼を紹介したガールフレンドなども出てきています。演奏しているクラブには『エリック・クラプトン』も出てきます。彼ははじめてジミの演奏を見たとき『誰もジミのようにギターは弾くことはできない』と言うエピソードがあります。あのクラプトンでさえもそのギタープレイにはかなわないと思ったようです。それ以外にもジミが『クリーム』のステージ上にのぼり、『キリング・フロア』のジャムをしたが、クラプトンはジミの演奏の凄さにぶっ飛び、泣きそうになっていたらしいですよ。映画でもジミのことをかなり意識した役として登場しています。
この時代の『ジャニス・ジョプリン』を描いてドラマ化した『ローズ』や『ジャニス:リトル・ガール・ブルー』などもすすめの映画です。
Janis: Little Girl Blue — Dogwoof - Documentary Distribution
ceramicsstarでした。
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