ceramicsstarブログ

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【日常】広島・長崎『原爆の日』に考えること

こんにちは。
ceramicsstarです。

 

8月6日は広島に原子爆弾が投下された日。アメリカが人類史上はじめて原子爆弾という核兵器を実戦の中で使用されました。当時の広島市の推定人口35万人のうち9万~16万6千人が被爆から2~4か月以内に死亡したといわれています。そして8月9日長崎にも投下されました。

(当初は京都、広島、小倉、新潟、長崎に投下命令が出ていたようです。) 

 

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『広島・長崎  

当時の爆弾投下の都市の決定基準は呉、長崎湾など様に軍需基地があり、そして住宅があり爆発の威力が十分発揮でき、その成果が観測可能である場所であることが前提だったようです。戦争終結の手段の為の投下とよく言われますが、残酷でとても悲しくも厳しい現実のなにものでもない。

過去の状況を憂いローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は2020年8月9日、バチカンのサンピエトロ広場で開かれた「正午の祈り」で、『世界が核兵器のない世界に注力するよう』訴えました。2019年11月にはローマ教皇として38年振りの訪日をされて広島と長崎に出向いたとのことです。

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■広島原爆ドーム

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『これからも続く日本の役割  

75回目の『原爆の日』を迎え、今年も広島の平和記念公園で平和記念式典が開かれました。その中で広島市長は3年前に国連採択されたにもかかわらず未発効となっている核兵器禁止条約の『締約国』になるよう国に求めました。今回の2回の原爆の日安倍晋三首相は挨拶の中で核兵器禁止条約などには一切言及せず広島・長崎へのコメントは原稿通りでほぼ同じ。『核兵器のない世界の実現に向けた国際社会の取り組みをリードする』それ以外は高齢化が進む被爆者に対する総合的な援護施策を推進についてきわめて事務的に述べるにとどめました。また長崎には今回も含め、9回ほど訪れているのだが『長崎原爆資料館』には一度も足を運んではいないそうです。これにはがっかりさせられます。橋渡しやリードをしなければいけない日本の立場をどのように国際社会に伝えるのでしょうか。当事者を思いやる気持ちや当事国としての意識が欠如していると思わずにはいられません。

 

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『広島・長崎を訪れてみて  

今週8月15日に75回目の『終戦記念日』を迎えるにあたって、広島も長崎もある意味で受難の場所。そして考えるのはこの時代のこと。二つの街を訪れてみて、その哀しみと苦しみ、生きるということの忍耐などを考えずにはいられません。『広島原爆資料館』にある原爆の惨状を伝える数々の遺品や写真と映像。一瞬にしての焦土。想像を絶する光景を巡らせて、日本だからこそ伝えることが出来る『平和の意味』なのではないかと思います。

 

■長崎

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長崎市の中島川に架かる眼鏡橋からの夕景』

 

 

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長崎の『二十六聖人殉教者像』  船越保武作

 

ceramicsstarでした。

 

 

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