ceramicsstarブログ

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【映画】『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』あえて空腹時にみたい【良作】

こんにちは

ceramicsstarです。

 

映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』(Chef)。

ロサンゼルスのフレンチレストランの天才シェフが、フードトラックの料理人になるコメディ映画です。監督のジョン・ファヴローが脚本も主演も勤めており、なかなか攻めの印象。

旅の楽しさ、見た目抜群の料理はもちろんですが、仕事への姿勢や家族再生なども描かれていて明るいなかに多様な要素が含まれている映画でした。ダスティン・ホフマンスカーレット・ヨハンソン、ロバートダウニーJrがちょい役で出演しているのも見所です。


映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』を見て感じたことを書きます。

 

 

シェフ 三ツ星フードトラック始めました

 

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やりたい仕事を自由にやるための手段

 

ロサンゼルスの一流フレンチレストランのシェフ、カール・キャスパー(ジョン・ファヴロー)は天才シェフ。離婚した元妻イネズ(ソフィア・ベルガリータ)との間には、10歳になる息子パーシーがいて定期的に面会している。

カールは、店の経営者(ダスティン・ホフマン)の古い考えにうんざり。新しいレシピに挑戦できないことにもどかしさを感じていると、レストランを訪れた料理評論家がブログで自分の料理を酷評している記事を読んで、深く傷ついてしまう。


店を再訪した評論家にカールが感情的にまくし立てる姿を、客が動画に投稿、拡散される。店はクビになり評判もガタ落ちのカールに、次の仕事は見つからない。


評判を得るのは大変ですが落ちるのは一瞬。一生懸命働いて、しかもメニューは保守的な経営者の言いなりと、最高の腕を持つシェフでも苦しい状況に追い込まれているのは何とも現実的というか…。

ただ元妻イネズは商才があり、カールにフードトラックをすすめて、カールもその気になることで活路を見出します。古いフードトラックを自分たちで掃除してパーシーとレストランの従業員トニー(ボビー・カナヴィル)の三人で、マイアミからロスまでフードトラックを走らせながらキューバサンドイッチを売り復活劇を果たすのでした。


キューバサンドイッチはこれで焼く。 

 


カールは、自分がつくりたい料理を喜んで食べてくれる人に出したいと考えるように。偉そうな批評家や、それに怯えて冒険しないレストランのやり方に懲りて、嬉々としてサンドイッチを焼き続けるのでした。

 

家族再生のドラマでもある

 

カールのもう一つの問題は家族。以前は息子のパーシーとの面接では、遊園地など非日常の場所を選ぶカールでしたが、パーシーが望んでいる触れ合いはもっと日常的なもの。仕事で忙しい日々が続くうちに、子供への接し方がわからなくなっていたカールは、フードトラックで働きながら息子との絆を取り戻していきます。

また10歳のパーシーは、父親に憧れて料理人を目指している。なので狭いフードトラックで父親と一緒に働くことができて、充実した夏休みを過ごします。たまにしか会えなかった父親と息子が、少しずつ本来の距離を取り戻す姿は見ていて幸せな気持ちになれました。

カールがパーシーにシェフナイフを買う場面も印象的。


またパーシーはイマドキの子供らしくSNSを使いこなすので、フードトラックの場所をSNSで告知するなど、広報としても大変有能な活躍をしていました。

 

チェダーチーズのサンドイッチ

 

カールがパーシーに作るチェダーチーズのサンドイッチが印象的。実はこの映画を観るのは二度目で、最初観たときすごくこの場面が記憶に残り、自分でも試してアレンジし何度か作っています。チェダーチーズと卵を挟んだものがおすすめです。


 ceramicsstarでした。

 

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